Tourist facilities in Mt.
2022年3月に完成。「播磨平野を見下ろそう」という意味が込められている『ミオロッソ書写』の愛称は同年2月に公募で決定しました。
姫路市内の街並みや、瀬戸内や明石海峡大橋まで見渡すことのできる眺望をぜひご覧ください!
市民の方々とのイベントも実施しています。
書写山の広報も兼ねた様々なイベントを企画中です。
世界遺産・国宝姫路城の北西約6キロメートルに位置する書寫山圓教寺は、千余年の歴史が深く時を刻みあまたの人々を魅了する播磨の名刹です。 性空上人によって開かれた天皇や貴族の信仰も厚かった圓教寺は、花山法皇によって命名された天台宗の修行道場であると同時に、西国三十三観音霊場第二十七番札所でもあり今も人々に絶大な信仰心を集めています。 山上は三つの谷に分かれており山門から十妙院あたりが「東谷」、摩尼殿のあたりが「中谷」、大講堂・食堂・常行堂のいわゆる「三つの堂」から開山堂のある「奥の院」にかけてが「西谷」と呼ばれています。
西国や一般の参詣者が広く訪れる開かれた場所「中谷」に対して、ダイナミックな建物でありながら物静かで冷ややかな空気が漂う聖地「西谷」が対照的な姿を見せています。 その「西谷」で行われたのが2003年(平成15年)公開の映画「ラスト・サムライ」です。古色蒼然としたいかにも緊張感のある雰囲気が監督の心を動かし、ハリウッド史上初めて“武士道精神”をテーマにした作品で披露されたものです。 文化遺産と自然遺産、その見事なまでの融合に必ずや心が揺さぶられることでしょう。 このお山を守るために懸命に修行、ご尽力なされた方々への敬意を表し開祖性空上人のごとく謙虚でそして穏やかなお気持ちでお参り頂ければ幸いでございます。
書寫山圓教寺の主な伽藍の拝観をする場合(あまり時間の無い方)
書写駅から山上駅書写山の麓、自生する竹林に囲まれて佇む展示と工房を兼ね備えた施設です。姫路市出身の奈良東大寺元長老・故清水公照師ゆかりの泥仏、絵葉書、書、墨彩画などを展示し、あたたかみのある作品や力強い作品が心に響きます。 姫路を中心に播磨地方の伝統工芸品の展示や、職人さんいよる製作現場の見学や指導のもと製作体験もできます。建物の独特の造りにはイメージを膨らますため、何度も東大寺に足を運んだ設計者の心意気が感じられ自然と調和し人々の目を引き付けます。様々な企画展・特別展も充実しており家族で学び、そして作り育てる施設となっております。